運用型広告とは、出稿後も配信データをもとに入札・ターゲティング・クリエイティブを随時改善していける広告形式です。
純広告のように期間や枠を固定して掲載する仕組みとは異なり、多くのWeb広告がこの運用型に分類されます。
リアルタイムでデータを確認しながら施策を最適化できるため、無駄の少ない予算投入が可能です。
ここでは、運用型広告を活用する主なメリットを解説します。
-
成果データをもとに継続的な改善ができる
-
少額から柔軟に出稿できる
-
ムダな配信を減らせる
成果データをもとに継続的な改善ができる
運用型広告の特徴は、配信データを活用して施策を継続的に改善できる点です。
クリック率(CTR)・コンバージョン率(CVR)・直帰率や離脱率など、さまざまな数値をもとに効果検証が行えます。
以下のような改善活動を繰り返し行いましょう。
-
CTR・CVR・離脱率を確認し配信設定を微調整する
-
広告文・バナー・動画のABテストを実施し反応のよい訴求を特定する
-
入札単価・予算配分を見直し成果の出る配信面に予算を集中させる
-
検索語句レポートを確認し不要キーワードを除外設定する
データを見ながら改善を積み重ねることで、質の高いユーザーに配信を集中させられ、広告費のムダを削減できます。
とくに競合が多く変動も激しい市場では、日々のデータ検証と改善が成果の差につながるといえるでしょう。
Web広告を運用する際の考え方については、以下の記事でまとめています。
わかりやすく解説していますので、分析方法がそもそもよくわからないという方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:初心者でもわかる!Web運用広告レポートの分析・考察ポイント
少額から柔軟に出稿できる
運用型広告は、少額予算からテスト的にはじめられる点もメリットです。
リスティング広告やSNS広告は1日数百円から出稿できる媒体も多く、初期費用がかかりません。
それぞれの広告の最低出稿金額は次の通りです。
|
広告の種類
|
最低出稿金額の目安
|
|
リスティング広告
|
数百円〜1,000円/日
|
|
ディスプレイ広告
|
数百円/日
|
|
SNS広告(Meta/Instagram)
|
数百円〜1,000円/日
|
|
SNS広告(X:旧Twitter)
|
数百円/日
|
|
SNS広告(YouTube)
|
数百円〜1,000円/日
|
ただし、最低出稿金額ではじめるのはあまりおすすめしません。
クリック数やコンバージョン数が少なくなり、広告アルゴリズムが学習できず、データの蓄積が遅くなるためです。結果的にCPA(コンバージョン1件あたりのコスト)が高額になってしまうケースもあります。
Web広告運用においては、まずデータを蓄積することが重要です。とくに初期段階では一定の予算を確保しておくことが望ましいでしょう。
ムダな配信を減らせる
運用型広告はターゲティング精度が高く、不要なユーザーへの配信を削減できるのも特徴です。
地域や年齢・性別・職種・興味関心・行動履歴など、多くの項目を細かく設定できるため、広告費を効率的に活用できます。
ムダ配信を抑えられる要素は以下の通りです。
-
ターゲティング設定で関係のない層への配信を防げる
-
キーワードの選定や除外設定でムダクリックを減らせる
-
質の高いリードに絞り込むと広告費の消耗を最小限にできる
-
配信面やオーディエンスの調整で商材に合わない流入を除外できる
ターゲティングと除外設定を適切に行うことで広告費のムダ打ちが減り、成果を出しやすいユーザーにリーチしやすくなります。
最近では、広告配信のアルゴリズムが、最適なユーザー層を自動で判断し、ターゲットを調整してくれる機能もあります。ターゲットの絞り込みに迷っている方やどの層に効果があるか試してみたい方は活用するとよいでしょう。