当社では、
昨年より「世界一やさしい●●●セミナー」というシリーズで、
定期的にセミナーにて企業ご担当者様向けに情報をお届けしていますが、
今回から『読むセミナー』としても、情報を提供をさせていただきます。
WEB広告ターゲティング早わかりガイドブック
Webサイトを訪れるとその後、様々な広告が表示されていませんか?その裏には、データを活用した仕組みがあり、 ユーザーの行動履歴や性別・年齢など様々な切り口で効果的に広告を配信しています。 本資料では、そんなターゲティング広告についての詳細や種類、メリットなどを紹介しています。
Web広告の使い分け
今回は第1弾ということで、Web広告(インターネット広告)についてのお話です。
最近、いろいろな企業様でも、
「既存の取引先だけではなく、新規営業もしなくては......」
「もっとWebを活用した活動をしなくては......」
という課題をお持ちのケースが多くなってきました。
「よし、まずはリスティング広告だ!」
「いや、いきなりリスティング広告しても検索されないだろ、まずはバナー広告だよ」
「でも今は純広告の時代じゃないよ、アドネットワークだよ」
「あぁ、アドネットワークね、でも今はDSPの方がいいよ」
ご担当者様それぞれの意見はありそうですが、
会社や決裁者への説明においては、どの手法が最も適しているのか整理しておくことが必要です。
そこで、web広告を分類するこんな表を用意してみました。

いかがでしょうか。
かなりざっくりとした分類になりますので、以下補足説明としてご覧ください。
リスティング広告
ご存知の通り、Google/Yahoo!を代表とする検索エンジンの検索結果画面に表示されるタイプの広告です。
最低出稿金額は1円~実施できますので、自社の予算規模に応じた導入がしやすいことが特徴です。
注意点としては、広告配信による成果、
等は、実際に配信してみないとわからないという点があります。
もちろん事前に試算することはできますが、実際の配信結果は証されていません。
そのため、通常は予算上限を決めて配信する場合がほとんどです。
例えば、予算が100万円だった場合、その100万円がなくなるまで
広告のクリック費用に使用するという設定をして、広告配信をするイメージです。
ですから、クリック単価が100円だった場合は、10,000クリックまで実施、
クリック単価が200円だった場合は、5,000クリックまでの実施となり、成果への保証はありません。
今回のテーマ「使い分け」において、リスティング広告の重要なポイントは、
世の中で知られていない製品・サービスにおいては限定的な利用になる
ということです。
例えば、新製品発売と同時にリスティング広告を大量に実施しようとしても、
その新製品の商品名称を検索してくれる人がいないと広告表示もされないというワケです(当たり前ですが......)。
そういう意味でも他のディスプレイ広告との組み合わせが重要になるケースが多く存在します。
純広告
Yahoo! JAPANに代表されるポータルサイトや日経電子版等ニュースサイト、
さらにファッション・グルメ・旅行・不動産・車など、世の中に存在するほとんどのメディアには
純広告としての広告枠が備わっています。
各ジャンルにおいて、多くの興味関心層にリーチできる純広告は
認知拡大のための手段として実施されるケースが多くあります。
ただし、最近では出稿金額のハードルの低さやクリック単価に置き換えた場合の費用対効果などの点で優れた
アドネットワークやDSPへの出稿を検討する企業も増えている状況です。
アドネットワーク/DSP
この記事では、あくまで各Web広告の使い分けにフォーカスしている都合上、
同じ仲間として扱わせて頂きますが、細かく言うと少し違います。
アドネットワーク/DSPとは、
様々な広告媒体のWebサイトを集めて「広告配信としてのネットワーク」を形成したものを言います。
様々なWebサイトをネットワークしているため、配信対象は膨大な規模になります。
そこで豊富なターゲティングやセグメント条件を付加することで、
ターゲットとしたい層へ適切にリーチするという広告配信方法です。
(注意)アドネットワークとDSPは定義からしてみても対比関係にはない別物なのですが、
同じ仲間として扱われるケースも多いので、詳細の違いについてはまた後日、解説させて頂きます。
また、その豊富なターゲティングについては、以下の図で解説しています。
アドネットワークやDSPの種類によってもターゲティング機能は違ってくるのですが、
大きく分けると「人をターゲティング」するのか「Webサイトをターゲティング」するのか、という考え方になります。

動画広告
ここ数年で急激に利用が増えてきたのが動画広告です。
一番わかりやすい例ですとYoutubeの動画コンテンツを視聴する際に、
そのコンテンツの直前に流れてくるタイプの広告です。
Youtubeの例ですと、動画広告視聴後5秒経過するとスキップボタンが表示され、
ユーザーに対してその後も視聴したいか、興味が無いかの選択肢を与えるタイプの広告となります。
スキップしてしまえば課金対象外になることから、見た人だけが課金対象となり、
配信効率としては良いタイプの広告と言えます。
また、広告の1視聴あたりの単価も数円ということで非常に低価格なので、
大量の認知を獲得する際の選択肢として選ばれるケースが増えてきた広告手法です。
いかがでしたでしょうか。Web広告を検討される際に少しでもご参考になれば幸いです。
今回紹介しました広告手法は、純広告を除きますと、ほとんどが「運用型の広告」です。
運用型ということは、運用の方法やコツ・ノウハウなどによって、
成果が大きく変わってくる可能性のあるタイプの広告です。
実際の成果に関わる「運用のポイント」などは、今後も適宜ご紹介させていただきます。
WEB広告ターゲティング早わかりガイドブック
Webサイトを訪れるとその後、様々な広告が表示されていませんか?その裏には、データを活用した仕組みがあり、 ユーザーの行動履歴や性別・年齢など様々な切り口で効果的に広告を配信しています。 本資料では、そんなターゲティング広告についての詳細や種類、メリットなどを紹介しています。