BtoBマーケティングを外注する際は、単に「実績がある会社」ではなく、自社の課題や目標に合ったパートナーを選定することが大切です。
ここでは、信頼できる外注先を見極めるための5つのポイントを紹介します。
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経験・実績
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専門性
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伴走力
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サービス力
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費用対効果
1.経験・実績
支援会社の選定では、過去にどのような企業を支援し、どのような成果を上げてきたかを確認することも大切です。
リード獲得数や商談化率、CPAの改善率など、具体的な成果指標を提示している会社ほど信頼性が高いといえます。
また、自社と同業種・同規模・類似ビジネスモデルの支援実績があるかも見るべきチェックポイントです。
成功事例だけでなく、課題をどのように克服したかを開示している企業であれば、実務的な改善力にも期待できるでしょう。
ITコミュニケーションズでは、BtoB企業を中心に数多くの実績をもち、2024年度は取扱案件数4,900件、BtoB企業の支援数は313社にのぼります。
そのうち売上高100億円以上の企業が45%を占め、リード数3倍・案件創出数5倍・5,000名規模イベントの成功など、多様な成果を上げています。
具体的な支援事例やサービスについては下記でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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2.専門性
BtoBマーケティングは、BtoCと異なり複数の決裁者が関与し、検討期間が長いという特徴があります。
そのため、BtoB特有の構造や意思決定プロセスを理解しているかどうかが、外注先選定の判断基準になります。
また、サービス提供している領域も戦略設計から広告運用、コンテンツ制作、データ分析まで、支援領域の幅と深さを確認してください。
特定のチャネルに強みをもつ企業も多いため、外注先企業が施策領域で専門知識があるかどうかを確認することが大切です。
3.伴走力
BtoBマーケティングは短期間で成果が出にくく、戦略の実行・検証・改善を繰り返す必要があります。
そのため、戦略立案だけでなく、実装や改善までを長期的に支援してくれる伴走力が求められます。
定例ミーティングや改善提案、仮説検証のサイクルを継続的に行い、成果を最大化できるかを確認しておきましょう。
また、支援を通じて社内にノウハウを移転してくれる企業であれば、将来的な自走体制の構築にもつながります。
研修や教育を組み合わせたコンサルティングを提供しているかどうかも、判断材料のひとつとなるでしょう。
4.サービス力
社内外を問わず十分なサービス提供ができる体制が整っているかを確認することも大切なポイントです。
外注先企業がライターやデザイナー、エンジニア、運用担当者など、各分野の専門スタッフが連携して対応できる体制をもっていれば、安定した品質とスピードを確保しやすくなります。
また、担当者とのコミュニケーション品質も成果を左右する要素のひとつです。
問い合わせや要望に対して迅速かつ的確に対応できるか、レスポンス速度や説明のわかりやすさを契約前に確認しておきましょう。
さらに、MAやCRM、アクセス解析ツールなどの導入支援を行える企業であれば、技術的なサポートまで一貫して任せられます。
5.費用対効果
外注を検討する際には、見積もりが明確であるかも必ず確認するようにしましょう。
初期費用や月額費用、成果報酬などの費用構造が不透明な場合、予算オーバーやトラブルの原因になりかねません。
契約前にKPIを明確に設定し、期待する成果を定量的に測定できる環境を整えておくことが大切です。
また、同じ投資額でどの程度のリード数や商談数が見込めるかをシミュレーションしてくれる支援会社であれば、より実践的な費用対効果を把握できます。
定量的な根拠をもとに判断することで、外注の投資対効果も最大化しやすくなるでしょう。