BtoBのリードナーチャリングでは、以下7つの方法・施策があげられます。
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メール
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オウンドメディア
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SNS
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セミナー
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ウェビナー
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ホワイトペーパー
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スコアリング
個々の違いや特徴を理解し、自社が実践しやすい方法・施策を選ぶことが重要です。
方法①メール
メールは事前に同意を得たメールアドレスを取得できれば、短時間で多くの方に情報を発信できる方法です。比較的低コストで始められるため、BtoBのリードナーチャリングでは代表的な手法のひとつです。
メールにはセミナーや展示会の案内、キャンペーンの告知などを記載し、自社商材への関心や購買意欲の向上に努めます。
検討段階に応じた情報発信が求められるため、開封率やクリック率などを計測し、見込み顧客の検討段階ごとにメールの内容や件名を変えていくなどの工夫が必要です。
方法②オウンドメディア
オウンドメディアはサービスサイトと比べて、発信できる情報の内容が広い点が特徴です。
リード獲得段階では、初心者向けのナレッジや業界ニュース、課題解決方法などを発信するのが効果的ですが、ナーチャリング段階では自社商材の導入事例や活用事例など購買意欲を高め、見込み顧客の関心を惹きつける情報の発信が最適です。
BtoBのリードナーチャリングでは、オウンドメディアで作成した記事をメールやSNSで繰り返し配信し、見込み顧客の購買意欲を高める手法が効果的です。
また、オウンドメディアの立ち上げや運営には多くのリソースが必要です。メディアを立ち上げるには、サイトの構築やターゲットの設定、記事制作など、さまざまな準備を進めなければなりません。
加えて制作した記事が検索エンジンで上位に表示されるには、アクセス解析やSEOが必要なため、成果獲得には長期的な視点での取り組みが求められます。
方法③SNS
BtoBのリードナーチャリングで、SNSはユーザーとの相互的なコミュニケーションが取れるツールとして機能します。新商品販売やキャンペーンの告知、導入事例の紹介など、ユーザーへの継続的な情報発信で、見込み顧客との関係強化を図ります。
投稿への反応やコメントなどから、ユーザーがどのような情報を求めているか、顧客ニーズを把握できる点も魅力です。
SNSは拡散力やターゲティングの精度に優れているため、自社の強みをアピールし、ブランディングを強化するツールとしても利用できるでしょう。
方法④セミナー
セミナーは購買意欲の高いリードを獲得しやすい点が魅力です。講演内容に興味がなければ、時間と労力を割いて会場に足を運ぶ可能性は低いでしょう。
また、見込み顧客と直接コミュニケーションを取れる点も魅力です。来場者の反応や表情の変化を見ながらやりとりを重ねられるため、来場者の要望に見合った情報を伝えられる確率が高まります。
デモンストレーションの実施や映像を活用した説明を交えると、来場者にインパクトを与えられる確率が高まるでしょう。
以下の記事では、展示会やセミナー開催の集客や運営のノウハウなどを紹介しています。
【初心者向け】リアルイベント開催のポイントと注意事項を解説
方法⑤ウェビナー
ウェビナーはインターネット上で開催するセミナーのことです。BtoBのリードナーチャリングでは、自社商材の導入事例や業界別のノウハウ、ソリューション紹介など、見込み顧客の関心が高まる内容を資料や映像で配信します。
ウェビナーは対面形式のセミナーと異なり、大規模な会場の確保や設営、撤去作業などは必要ありません。インターネット環境が整っていれば場所やデバイスを問わず参加できるため、従業員の負担を軽減しつつリードの多数獲得につなげられます。
録画配信の場合は顧客が好きなタイミングで講演の様子を視聴できるため、多くの方に自社商材の魅力や自社の強みを伝えられるでしょう。
一方、ウェビナーは参加のハードルが低い分、セミナーと比べて緊張感や臨場感が欠けやすい傾向にあります。参加者が飽きないよう、コメントや質問機能を使用した双方向のコミュニケーションを意識することが重要です。
以下の記事では、ウェビナー開催が注目を集める理由や開催時の課題などを紹介しております。こちらもご活用ください。
今こそ見直したい! これからのウェビナーの在り方を紹介
方法⑥ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは自社商材の導入メリットや技術的な情報、導入事例など、見込み顧客にとって有益な情報をまとめたダウンロード資料のことです。
ホワイトペーパーを通じて、自社商材の導入が課題解決に必要と思ってもらうことが重要です。自社商材への理解が深まれば、他の関係者も導入に前向きな姿勢を示す効果が期待できます。
また、BtoBのリードナーチャリングでは、ホワイトペーパーをメールで配信する方法が有効です。
リードナーチャリングにおいては、ダウンロードの有無を後述のスコアリングにも活用できます。
さらに、集客強化や自社商材への購買意欲を高めてもらうため、セミナーやウェビナー参加者への特典で配布するのもひとつの方法です。
方法⑦スコアリング
スコアリングとは見込み顧客が取った行動を採点し、自社商材への購買意欲の高さを把握する手法です。
ホームページへのアクセスや資料請求、セミナーへの参加など、行動ごとに点数を事前に設定しておき、顧客が該当する行動を取った場合のみ点数が加算されます。スコアリングの点数が高かった顧客ほど、優先的に接触すべき顧客と判断する仕組みです。
BtoBのリードナーチャリングでは、スコアリングによって購買意欲の高さを可視化し、ホットリードと判断できるリード情報を営業担当へ引き渡すことが目的となりますが、今後発信すべき情報の参考としても活用できます。
たとえば、自社商材への関心が高い顧客には、導入事例や自社商品の口コミなど、購入を後押しする情報を掲載します。
また、リードナーチャリングで活用されるMA(マーケティングオートメーション)にはスコアリング機能が搭載されており、購買意欲の高いリードを効率的に把握できます。MAの詳細に関しては本記事の「MAを導入する」をご確認ください。