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【プロセス別】BtoBマーケティングの手法を解説|成功への3つのポイントも紹介

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BtoBマーケティングの手法には、SEOやウェビナーなど、さまざまな選択肢があげられます。フローごとにポイントや選ぶべき手法が異なるため、個々の特徴を理解しておくことが重要です。

本記事ではマーケティング担当者向けに、BtoBマーケティングの手法と成功に必要なポイントを紹介します。

以下では、デジタルマーケティングの概要や顧客データの活用法などを紹介しています。課題解決にお悩みの場合は、以下の資料もご活用ください。
世界一やさしいデジタルマーケティング B2Bマーケティング編

BtoBマーケティングのプロセス

BtoBマーケティングの手法・施策を考える前に、成約に至るまでの流れを把握しておくことが重要です。以下の流れに沿って進めていきます。

  1. マーケティング戦略の設計
  2. リードジェネレーション(リード獲得)
  3. リード育成(リードナーチャリング)
  4. リードクオリフィケーション
  5. 商談と受注

プロセスごとの内容を見ていきましょう。

1.マーケティング戦略の設計

BtoBマーケティングでは、達成したい目標やターゲット顧客など、戦略を立てることから始めます。主な内容は以下のとおりです。

  • 達成したい目標と中間目標の設定
  • ターゲット顧客の明確化
  • 自社の強みと弱みの分析
  • 競合他社の動向把握
  • 顧客ニーズの把握
  • 集客方法・施策の決定

BtoBマーケティングでは最終的に達成したい目標はKGI、中間目標はKPIとして区別されます。KGI(重要目標達成指標)とは、自社が最終的に達成したい経営上の目標を指し、売上や顧客獲得数など数値化できる目標を選びます。

KGIは企業経営に直結するため、経営層が決定するケースが一般的です。
KGIの例には「年間売上を10億円増やす」や「6ヶ月で新規顧客を5社獲得する」などがあげられます。KGIで具体的な数値目標を掲げることで、目標の達成度が判断しやすくなります。

マーケティング担当者は決定したKGIの内容を確認し、目標達成に向けてどのようなKPIが必要か考えなければなりません。KPI(重要業績評価指標)とは、KGIの達成に向けて立てる中間目標です。

KPIは開封率やダウンロード数など、各プロセスごとに実施する施策の内容によって変動します。

また、自社の強み・弱みや顧客ニーズの把握など、内部環境と外部環境の分析には、SWOT分析や3C分析など、フレームワークを活用しましょう。

2.リードジェネレーション(リード獲得)

リード獲得とは、自社の商品やサービスに関心を抱く見込み顧客(リード)を獲得する活動です。BtoBマーケティングではひとつの商材を購入する際の検討期間が長く、購入関係者も多いため、まずは見込み顧客との接点を作り出すことが重要です。

Web広告の掲載やウェビナーの開催、ホワイトペーパーの提供など、複数の施策を実行して、担当者の氏名や連絡先、所属企業など、見込み顧客の情報獲得に努めます。

また、BtoBマーケティングにおけるリード獲得の目的は、潜在顧客の中から自社商材に興味を示す層を可視化することです。
可視化した見込み顧客に対しては、今後のプロセスでも継続的に情報を発信して購買意欲を高め、最終的には営業部へ引き渡します。

1件でも多くの見込み顧客と商談や成約に結びつけるには、自社のターゲットに合致した質の高い見込み顧客を獲得しなければなりません。

以下の記事では、リード獲得の基礎や具体的手法を説明しています。こちらもご覧ください。
リードジェネレーションとは~デジタルマーケティングの第一歩~|BtoBマーケ基礎vol.1

3.リードナーチャリング(リード育成)

続いて、獲得したリード(見込み顧客)に対して継続的な情報発信を行い、自社商材への関心や購買意欲を高めてもらう活動である「リード育成」を行います。情報発信の手法にはメルマガ配信やSNS、ホワイトペーパーの活用などがあげられます。

手法自体はリード獲得と変わりませんが、意識すべきポイントが異なります。リード育成で成果をあげるには、顧客の検討段階に応じた情報発信が必要です。

獲得したすべての見込み顧客が、すぐに自社商材の購入を決めているとは限りません。自身のニーズを把握したばかりの顧客へ積極的に提案しても、すぐに成約に結びつく可能性は低いでしょう。

見込み顧客の検討段階を見極め、購買意欲の高い顧客には導入事例や顧客からの評判、課題解決のノウハウなどを伝え、購入を後押しします。

また、関心が低い顧客との接触が途絶えると、購買意欲が高まった瞬間に素早く提案ができません。他社への流出を防ぐには定期的なコミュニケーションを行い、接点を持ち続ける必要があります。

4.リードクオリフィケーション

リードクオリフィケーションは、リード育成で関心が高まった顧客の中から、高確率で成約が望める顧客を絞り込む活動です。商談化や成約率が高いと判断した見込み顧客をリストにまとめ、営業部に引き渡します。

見込み顧客を見極める方法には、スコアリングがあげられます。スコアリングとはホームページへのアクセスやセミナーの参加など、事前に行動別に点数を設定しておき、顧客が取った行動に応じて点数をつける作業です。

点数が高い顧客は購買意欲が高いとみなし、営業部へ引き渡します。リードクオリフィケーションを行う目的は、営業活動の効率化と収益拡大の両立を実現するためです。

営業活動は既存顧客へのフォローも並行して行うため、限られた人員と時間を有効に活用しなければなりません。

仮に自社商材への購買意欲が低い見込み顧客と商談を重ねても、すぐに成約に至る可能性は低く、無駄な行動となるおそれがあります。既存顧客へのフォロー不足で機会損失が増えないよう、案件の受注が見込める顧客を優先するのは当然といえるでしょう。

以下の記事では、リード育成の流れや具体的な手法などを紹介しています。
見込み顧客との商談獲得数や成約数が伸び悩んでいる方は、こちらもご覧ください。
リードナーチャリングとは~「見込み顧客」を「顧客」へ~|BtoBマーケ基礎vol.2

5.商談と受注

絞り込んだ見込み顧客を営業担当者に引き渡し、営業担当者が割り当てられた顧客と商談を行います。営業担当者は顧客の課題や要望に合わせた商材を提案するのが仕事です。

一方、マーケティング担当者は資料提供や顧客情報の整理など、営業担当者のサポートに回ります。リード獲得やリード育成を的確に実施していると、商談がスムーズに進むでしょう。

商談後には、営業担当者が得たフィードバックをマーケティング担当者にしっかりと伝え、双方で情報を共有することが重要です。部門間の連携強化によって、より戦略的かつ効率的にマーケティング活動を進められます。

リードジェネレーション(リード獲得)の手法

リード獲得の手法はオンラインとオフライン、大きく2種類に分けられます。業界やターゲット顧客に応じて、使い分けることが重要です。

オンラインでのリード獲得手法

リード獲得で使用する主なオンライン手法を以下の表にまとめました。

手法

概要

主なメリット

SEO

検索エンジンで自社サイトの上位表示を実現するための施策

  • 継続的な集客効果
  • 商談化率が高い見込み顧客の獲得

LLMO

生成AIに自社サイトで記載した内容が引用・参照される確率を高める施策

  • 他社との差別化
  • 新たな顧客層の獲得
  • 商品認知度の向上

Web広告

Webサイトやアプリなどに掲載する広告

  • 高精度のターゲティング
  • 多くの見込み顧客の獲得

ウェビナー

Web上で開催するセミナー

  • 自社商材に関心のある見込み顧客を獲得
  • 大規模会場や設営が不要

ホワイトペーパー

見込み顧客にとって有益な情報をまとめたPDF形式のダウンロード資料

  • お問い合わせよりも心理的ハードルの低いCV設置
  • 顧客接点の維持

SEOとホワイトペーパー、ウェビナーとホワイトペーパーなど、複数の手法を組み合わせると、より多くの見込み顧客を獲得できる確率が高まります。

オフラインでのリード獲得手法

リード獲得で使用する主なオフライン手法は、以下の表のとおりです。

手法

概要

主なメリット

セミナー

講師が参加者に対して、自社商材の魅力やノウハウなどを発信する場

  • 自社商材に関心が高い見込み顧客と接点が持てる
  • 参加者と直接コミュニケーションを交わせる

展示会

企業やビジネスパートナー向けに開かれた展示会へ自社商材を出展

  • 自社商品やサービスを直接アピールできる
  • 商品認知度を高められる

郵送DM

DMは販売促進を目的に送付するはがきや封書

  • 顧客に直接情報を届けられる(郵送DM)

FAX DM

自社商材の情報をFAXに掲載し、見込み顧客に送信

  • 郵送DMより安い
  • 通信手段としてFAXが根強い業界がある

BtoBマーケティングを行う地域や業界によっては、オンラインよりもオフラインでの手法が有効なケースもあります。ターゲット顧客の購買傾向や業界の商習慣などによって、判断しましょう。

リード育成(リードナーチャリング)の手法

リード育成の段階では、リード獲得時と共通する手法が多く用いられます。

ただし、同じ手法でもリード獲得段階とリード育成段階では、活用方法や発信すべき内容が異なるため、違いを理解しておくことが重要です。

リード獲得・育成時の活用方法と発信内容の事例

手法

リード獲得時の活用方法

発信内容

リード育成時の活用方法

発信内容

メール

-

-

  • 定期的な発信で見込み顧客との接点を維持
  • 商談機会獲得への導線
  • 導入事例の紹介
  • 新商品販売
  • 展示会やセミナーの招待
  • キャンペーンの案内
  • コラムやホワイトペーパーなど新規コンテンツの案内

SNS

  • 商品または企業認知度の向上
  • 投稿への反応から発信した情報への関心度合いを分析
  • 新商品発売情報
  • 業界内の最新ニュース
  • SEO記事やセミナー開催の告知
  • 見込み顧客とのコミュニケーション
  • 投稿内容の反応から顧客の要望やニーズを把握
  • キャンペーン開催の告知
  • セミナーやウェビナーの告知
  • 商品やサービスの紹介、使い方の例などを案内
  • 自社商材の利用者向けのサポート情報

ホワイトペーパー

  • サイトに掲載して無料ダウンロードできる状態に設定
  • 購買意欲の高い見込み顧客との接点獲得
  • 特定の課題に対する解決策の提示
  • 自社商材の技術的な詳細
  • トレンド分析
  • 購入時の検討材料を提供
  • メールとの併用で見込み顧客の購買意欲を促進
  • 導入メリットの紹介
  • ノウハウの提供
  • ROIシミュレーション

SEO

  • 検索エンジン経由で見込み顧客を獲得
  • 商品認知度向上
  • 自社商材との関連情報
  • キーワードの紹介
  • 課題提起
  • 自社サイトへのアクセスを促進
  • 関連記事への誘導
  • 商品やサービスの詳細
  • 解決策の提示
  • ケーススタディ

セミナー

  • 購買意欲の高い見込み顧客との接点獲得
  • 自社商材の概要紹介
  • 著名人とのセッション
  • 直接のやり取りで、参加者の自社商材への関心を強化
  • 自社への理解を深める学習機会の提供
  • 顧客からの質疑応答
  • 実践的なノウハウの提供
  • 参加者限定の資料配布
  • デモンストレーション
  • 特定業界向けの勉強会

ウェビナー

  • 見込み顧客との接点を多数獲得
  • 自社商材の概要紹介
  • 著名人とのセッション
  • 購買意欲の高い見込み顧客に絞ったイベント開催
  • 自社商材や業界への理解を深める学習機会の提供
  • SFAやMAなどとの連携で商談機会を創出
  • 最新の導入事例を紹介
  • 既存顧客とのセッション
  • 海外のトレンド紹介
  • 勉強会を毎月開催
  • デモンストレーション

同じ手法でも、リード獲得時は認知や拡散を目的とし、リードナーチャリング時は信頼関係の構築や検討促進を目的とします。とくにリード育成時は、顧客が自社の価値を深く理解できるよう、課題解決につながる情報提供や定期的な接点づくりが重要です。

リード育成でのスコアリングの役割

スコアリングは、リード育成とリードクオリフィケーションで役割が異なります。リード育成ではスコアリングによって、見込み顧客の自社商材への関心の高さを可視化し、今後どのような情報を発信すべきか、明確にするのが役割です。

たとえば、自社商材への購買意欲が高い顧客に対しては、導入事例や自社商品の口コミなどを掲載し、購入を後押しします。

また、リード育成段階でスコアリングを導入すると、定量的な分析が可能です。営業担当者の経験や勘に頼らず、確実性の高い分析結果にもとづいた情報発信につなげられます。

リードクオリフィケーションの手法

リードクオリフィケーションとは、リード育成で関心が高まった見込み顧客を、さらに見極めるプロセスです。以下の流れに沿って自社商材への関心度や購買意欲の高さを可視化し、営業部へ引き渡す見込み顧客を絞り込みます。

内容

概要

1.セグメンテーション

  • 見込み顧客を特定の基準にもとづき、いくつかのグループに分ける作業
  • 基準は自社商材への関心度合いや企業規模、ビジネスモデルなど

2.カスタマージャーニーマップの作成

  • 見込み顧客が自社商材を認知してから成約に至るまでのプロセスを図表化
  • プロセスごとに見込み顧客の感情や行動、情報発信の方法を記載

3.シナリオ・スコアリング設計

  • 事前に行動別に点数を設定しておき、見込み顧客が取った行動を採点
  • 点数が高い=自社商材への関心の高さ

4.スコアリング

  • 事前のシナリオに沿って顧客ごとに採点

5.シナリオのチューニング

  • スコアリングで成果があがらない場合、シナリオを見直し

MAにはシナリオ設定とスコアリング機能が搭載されており、導入するとシナリオに沿って自動的に見込み顧客を採点するため、作業を効率化できます。

リードクオリフィケーションでのスコアリングの役割

リードクオリフィケーションでのスコアリングは、商談獲得や成約が高確率で見込める顧客を絞り込む役割を担います。購買意欲が低い見込み顧客を営業部に引き渡しても、すぐに成約につながる可能性は低く、無駄な行動となるためです。

見込み顧客を採点する基準は顧客属性と行動傾向、行動頻度の3つです。採点要素や採点例を以下の表にまとめました。

 

採点要素

採点例

顧客属性

  • 企業規模
  • 担当者の役職や決裁権の有無
  • 他社商材の利用状況
  • 従業員数1,000人以上:20点
  • 役職者:+10点
  • 他社製品を使用+5点

行動傾向

  • 購買行動の有無
  • セミナーへの参加:20点
  • 無料トライアルの利用:40点
  • サービスサイトの閲覧:5点

行動頻度

  • 行動を取った時期で購買意欲の高さを確認
  • 直近の行動が新しい顧客ほど、関心が高いと判別
  • 直近1ヶ月でサービスサイトへアクセスなし:-10点
  • 直近3ヶ月でサービスサイトへアクセスなし:-30点

顧客属性で顧客の商品理解度の深さを可視化し、行動傾向から購買意欲の高さと優先すべき顧客を判別します。たとえば、直近で購買行動を取った顧客は購買意欲が高く、すぐに接触すべき顧客といえます。

一方、数ヶ月以上にわたって購買行動を取っていない顧客は、他社製品を導入している可能性も想定しておく必要があるでしょう。

また、営業部へ引き渡す見込み顧客の基準は、上記3つの合計点数が基準点を上回った顧客のみを引き渡す方法がおすすめです。「60点以上」や「70点以上」などと基準を決めておくと、引き渡しの判断がしやすいだけでなく、商談獲得数や成約率も高まります。

BtoBマーケティングを成功させるポイント

BtoBマーケティングで成果を最大化するには、以下4つのポイントを意識することが重要です。

  • マーケティング支援会社への依頼も検討する
  • 継続的に取り組む
  • 顧客ニーズの把握に努める
  • CRMとMAの導入を検討する

ポイントの内容を一つひとつ見ていきましょう。

マーケティング支援会社への依頼も検討する

マーケティングのノウハウやリソース確保に不安を抱える場合、BtoBマーケティングを専門に行っている企業へ相談するのもひとつの方法です。豊富なノウハウや経験を兼ね備えた方に依頼できるため、早期の成果獲得や成果の最大化が望めます。

施策のやり方を熟知しており、従業員が担当業務に集中して取り組める環境を整えられる点も魅力です。マーケティング支援会社を選定する際は、利用実績やリピート率などを確認しましょう。

双方の数値が多いと、サービスの品質やコストパフォーマンスなどに関して、それだけ信頼しているユーザーが多いと判断できます。自社が実施してほしいマーケティング手法を得意としているか、確認も必要です。

ただし、どのマーケティング支援会社に依頼するべきか、迷う方もいるでしょう。依頼先に迷った場合は、BtoBマーケティングに関して幅広いサポートが望める企業に相談するのがおすすめです。

たとえばITコミュニケーションズでは、Web広告やインサイドセールス支援、展示会の開催など、ワンストップの体制構築で幅広い課題に対応しています。

マーケティングや営業戦略の策定も依頼できるため、自社の実情に見合った施策展開が望めます。サービスの詳細は以下のリンクからご確認ください。

ITコミュニケーションズのBtoBマーケティング支援のサービスページ

継続的に取り組む

BtoBマーケティングで成果をあげるには、継続的に取り組むことも重要なポイントです。選択した施策の種類を問わず、実施してもすぐに効果が出るとは限りません。1社でも多くの新規顧客獲得に結びつけるには、継続的な情報発信が必要です。

また、一定期間経っても成果が伸びない場合は、既存記事やホワイトペーパー、メールに掲載した情報を見直しましょう。顧客ニーズに合っていない情報を発信している可能性があります。

顧客ニーズの把握に努める

見込み顧客がどのような商材や情報を求めているか、正確に把握しなければなりません。顧客ニーズを掴めていないと的外れな提案となり、自社商材への関心や購買意欲は高まらないでしょう。

見込み顧客のニーズを把握する方法は、アンケートやインタビュー調査などの方法があげられます。また、既存顧客の場合は過去の購買実績や採用商品、商談内容などを分析し、どのような購買傾向があるか、分析するのも有効です。

CRMとMAの導入を検討する

CRM(顧客管理システム)やMA(マーケティングオートメーションツール)を導入して営業活動を効率化し、BtoBマーケティングに割く時間を増やしましょう。

CRM(顧客管理システム)とは、担当者の連絡先や問い合わせ内容、購買履歴など、顧客情報全般を管理できるシステムです。データ分析機能も搭載しており、購買実績や採用商品、問い合わせ内容などから、顧客の購買行動やニーズを把握できます。

MA(マーケティングオートメーションツール)とは、見込み顧客の管理とマーケティング業務を効率化できるツールです。WebサイトやWeb広告、展示会など、さまざまなチャネルから入手した顧客情報をまとめて管理できます。

また、スコアリング機能を搭載しており、購買意欲の高い見込み顧客を効率的に判別できます。リードナー獲得と育成、双方での活用が見込まれるでしょう。

自社が解決したい課題や必要な機能に応じて、CRMやMAの導入を検討しましょう。

一方、SFA(営業支援システム)とは案件内容や商談の進捗状況など、営業活動に必要な情報を一元管理できるシステムです。案件ごとに受注確率や受注金額、受注予定時期などを入力するため、優先すべき案件が可視化され、失注件数や無駄な行動を削減できます。

自社が解決したい課題や必要な機能に応じて、CRMとSFAのどちらを導入するか、判断しましょう。

自社に合ったBtoBマーケティングの手法を選択しよう

BtoBマーケティングを始める前に、マーケティングプロセスを把握しておくことが重要です。リード獲得とリード育成では、同じ手法を選択したとしても、発信すべき情報やポイントが異なるためです。

情報発信の手法にはSEOやWeb広告、ウェビナーなど、複数の選択肢があげられます。手法ごとにメリット・デメリットが異なるため、自社が属する業界やターゲット顧客に応じて、実施する手法・施策を選択しましょう。

自社での対応が難しい場合は、マーケティング支援会社への相談を検討しましょう。豊富な知識と経験を兼ね備えたマーケターが、顧客分析やアクセス解析、マーケティング戦略の立案などを担当するため、安定的に成果を出しやすくなるでしょう。

ITコミュニケーションズは上記に加え、ホワイトペーパーの制作やオウンドメディアの立ち上げ、展示会の企画など、さまざまなBtoBマーケティングサービスを展開しています。313社の支援実績があり、ワンストップの体制構築で幅広い課題に対応しています。

詳しくは以下のリンクからご確認ください。
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