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【初心者向け】Google広告とは?その特徴とメリットを紹介

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MARKETER'S NOTE

Google広告とは、Googleが提供するプラットフォームに掲載されているオンライン広告です。世界最大級の検索エンジンであるGoogleのプラットフォームに広告を配信することで、自社のECサイトへの誘導数やお問い合わせ数の拡大を図る企業が増えています。

しかし、Google広告にはさまざまな種類があり、自社の目的に合った広告配信をプランすることが難しいという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、Google広告の特徴やメリットについて解説していきます。Google広告の利用を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

Google広告を優先して対策すべき理由とは?

そもそも、なぜ多くの企業がGoogle広告の配信を検討するのでしょうか。Google広告を優先して対策すべき主な理由は、以下のように2つあります。

  • 圧倒的な検索エンジンシェアを誇っているから
  • 広告機能が充実しているから

この2つの理由について詳しく解説していきましょう。

圧倒的な検索エンジンシェア占有率

Googleの検索エンジンは圧倒的なシェアを占めています。statcounter(※)で調べると、2020年10月〜2021年10月の国内検索エンジン使用率は以下の順位になっています。

※2021年11月現在
https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan/%22%20/l%20%22monthly-202007-202107-bar

  1. Google……75.59%
  2. Yahoo!……13.9%
  3. Bing……9.95%
  4. DuckDuckGo……0.27%
  5. Baidu……0.14%
  6. YANDEX……0.05%

このように、Googleは国内検索エンジンの7割以上を占有しています。

また国外では、同期間における検索エンジンシェアも同様の傾向です。しかし国外の場合は、Google使用率が実に8割~9割以上を占めています。こうした特徴から、Googleでうまく広告を配信することで、「日本だけでなく世界中のユーザーに、自社商品・サービスをアピールできる」と期待されるのです。

Googleがオフィシャルに搭載している広告機能

圧倒的シェアを誇るGoogleが、公式で管理している広告機能がGoogle広告です。最近多くのユーザーはWebサイトだけでなく、YouTubeのコンテンツを視聴する傾向にあります。このYouTubeで表示される広告にも、Google広告の機能が用いられています。

Google広告は、「自由に設定できる広告オプションが充実している」という特徴があります。広告主は、この機能をうまく使うことで、訴求したい内容にあわせて配信方法をカスタマイズすることが可能です。

例えば、広告を配信する時間帯・曜日・デバイスを細かく設定できる機能があります。例えばBtoB場合、ターゲットユーザーの業種や職種によって広告に接触するであろう時間帯や曜日、デバイスが異なります。ターゲットユーザーのワークスタイルに合わせて配信を最適化することで効率良くターゲットにアプローチすることが可能になります。

このように、Google広告では、単に商品・サービスを告知するにとどまらず、企業の特徴にあわせて充実した機能を活用することができるのです。

Google広告の種類とメリット

Google広告にはさまざまな種類があります。ここからは、Google広告の種類とそれぞれのメリットをあわせて解説していきます。

Googleディスプレイ広告

「Googleディスプレイ広告」では、Googleと連携している300 万以上のWebサイトや 65 万以上のアプリに用意されている広告枠に、自社の広告を表示させることができます。また、Googleディスプレイ広告はテキストだけでなく、画像や動画で表示することも可能です。

このGoogleディスプレイ広告は、大きなメリットが2つあります。

1つ目のメリットは、リマーケティングできることです。リマーケティングとは以前サイトを閲覧したユーザーに向けて、もう一度訪問してもらうようにアプローチすることです。Googleディスプレイ広告でリマーケティングして、興味のあるユーザーに絞って広告を打ち出すことにより、そのユーザーを持続的に引きとめておくことができ、さらにCVにもつなげることができるでしょう。

そして2つ目のメリットが、認知拡大につながることです。Googleディスプレイ広告はテキストのみならず、画像や動画を用いた広告です。そのため、まだ課題を認識していない潜在層にも効果的にアプローチできます。こうした特徴から、広告を通じて認知拡大につなげたい場合はGoogleディスプレイ広告が効果的と言えるでしょう。

Googleリスティング広告

「Googleリスティング広告」とは、ユーザーがGoogleで検索する際に入力したキーワードに応じて掲載される広告のことです。Googleリスティング広告は検索結果の上部に表示されるので、ユーザーの目に留まりやすいという特徴があります。

またGoogleリスティング広告には、2つの大きなメリットがあります。

まず、Googleリスティング広告はユーザーの検索キーワードと連動しているの、一定以上のニーズがある顕在層にアプローチできます。興味関心が高いユーザーをサイトに流入でき、次のアクション(購入やお問い合わせ)にもつながりやすい傾向があります。

そして、広告さえ出せば検索結果の上位に表示できるので、確実で迅速な効果が期待できることです。自然検索で上位表示を目指すSEO対策と比較すると、かけたコスト分の効果がすぐに反映されることは大きなメリットと言えるでしょう。

GoogleYouTube広告

「GoogleYouTube広告」とは、文字通りYouTubeに表示される広告のことです。この広告にも、次のような種類があります。

  • インストリーム広告……動画の再生前後または途中で流れる広告
  • バンパー広告……動画の再生前後または途中で流れる、6秒のスキップできない広告
  • マストヘッド広告……YouTubeのトップページ画面に表示される広告
  • アウトストリーム広告……YouTube以外のWebサイト・アプリ画面の広告枠やバナー枠に表示される動画広告

それらGoogleYouTube広告には、共通して大きなメリットが2つあります。

まず、GoogleYouTube広告は「一定時間視聴されるか、広告がクリックされてサイトへ遷移された場合に料金が発生する」という仕組みなので、無駄なコストはかかりません。そして、YouTubeアカウントにはユーザーの多くの情報が登録されています。それらの情報を使用して、自社がターゲットとしたいユーザー層を絞り込んだうえで広告配信が可能です。詳細にターゲットを定めることで、無駄な広告活動を避けることができるので、コストカットや広告効果のアップを狙うことができます。

まとめ

この記事では、Google広告の特徴やメリットについて紹介しました。Googleは国内でも海外でも圧倒的なシェアを誇る検索エンジンです。そのため、Web広告を打ち出す際に優先すべき広告であると考えられます。Google広告にはGoogleディスプレイ広告やGoogleリスティング広告、GoogleYouTube広告など、いくつか種類があります。それぞれの特徴やメリットに合わせて、Google広告を活用してみましょう。

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