実施内容
まず、ハウスリストの棚卸しから着手しました。企業規模や業種など不足しているリード情報を追加しました。アプローチ先のリストを作成するにあたり、今回のソリューションと適合しない業種はコール対象から外しました。
次に、ハウスリストの傾向に合わせたコールシナリオを作成するため、クライアントおよびISRパートナーとオリエンテーション兼勉強会を実施しました。業界特有の課題に対する仮説提示トークを盛り込みつつ、想定Q&Aや分岐ロジック、会話を止める要因(NGトリガー)を事前に定義し、運用のばらつきを抑えました。
実行・運用フェーズではフォローコールを開始しました。導入時期や意思決定関与度といったいわゆるBANT情報、ヒアリング結果を評価項目に沿って記録し、条件を満たした先にはアポイントを打診しました。商談化した場合は、その後の商談結果について営業からのフィードバックを収集し、ヒアリング項目やトークスクリプトを継続的に改訂しました。こうしたPDCAにより、有望度の判定精度と会話品質が段階的に向上しました。