今後の施策の選択肢として検討するために
進化が著しいデジタルマーケティングですが、
最近ちらほらと話を聞くのがPMPと呼ばれる広告形態です。
ひとことで言えば
「純広告と入札広告のあいのこ」
と言えます。
その経緯とメリットを少しまとめていきましょう。
入札型の広告が全盛(CPC、CPM)ですが、以下のようなニーズが生まれてきました。
そういったニーズが入り乱れ、結果としてPMPの概念が生まれてきました。
PMPとは「プライベートマーケットプレイス」の略です。
その名のとおり限定したメディア、広告主で形成されるネットワークです。
媒体としての品質と同時に、売上も確保したいメディアと、
ブランディングを維持し、小額予算で掲載したい広告主のニーズが一致して誕生した側面があります。
運用型広告でディスプレイを最適化する場合、
入札とクリエイティブ、そして配信面をコントロールすることになります。
そして配信面としてコンバージョンを発生させる多くは「媒体」として、
しっかりとしたコンテンツを保持しているものになります。
PMPでは配信面も良く、且つその枠も上部に掲載されるなど優良な枠が多いため、
検証ポイントとして、「コンテンツ」にフォーカスすることができるのです。
というのは、ディスプレイでは、
という問題があり、上記を確認できるのは一部のサイトだけとなるため、
検証結論が特定の母数がないと出しづらいという背景があります。
PMPでは当初から枠の優良性が担保されているため、クリエイティブの検証にフォーカスでき、
PDCAが明確になることで成果としても改善しやすく、且つ予算も純広より安価のため、
検証回数も増加させることができます。
いづれにせよ「PMP」という名前に変わりましたが、
これはいわゆるアドネットワークという括りが出来ると思います。
となるでしょうか。
新しい手法、形として広告がでても右往左往するのではなく、
「目的」にそった選択肢としてしっかりと理解することが大切です。
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