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業種別プロモーションに使える3つの方法

プロモーションを行う上で「ターゲット」を明確にすることは非常に重要です。

例えば、「30~50代の男性」に限定して、デジタル家電のプロモーションをしたり、
「10~20代の女性」に限定して若年層向けコスメ商品のプロモーションをしたり、
というケースを考えてみましょう。

このときターゲットへのリーチ手段として、オンライン広告を利用する場合、
ターゲティングは次のような形になります。

年齢:30~59歳
性別:男性
もしくは
年齢:18~29歳
性別:女性

一般消費者向け(BtoC)の商材の場合は
メディアで用意しているデモグラフィックターゲティングの機能を活用すれば
基本的な方針に悩まなくて済む場合が多いです。
(もちろん、その後訴求メッセージや競合とのポジショニング等の検討によって、
上記のターゲティングだけのプロモーションで実行すべきか否かは検討するべきですが...)


ターゲティング設定において、悩んでしまうことが多いのが、企業向け(BtoB)の商材の場合です。

ただし、企業向けの商材の場合は、商品の検討や購入が「個人」ではなく
「企業」や「部門」といった単位になるため、
個人の属性をターゲティング条件にしたデモグラフィックターゲティングなどは有効に機能しません。


当社でも、BtoB向けプロモーションにおいて
「特定の業界・業種に絞ってプロモーションをしたい」
というお問い合わせは結構多いのですが、
なかなかピッタリと当てはまるメディアを見つけるのが難しい、という点もあります。

当社も以前から苦労しながらたどり着いた一つの答えが以下に紹介する選択肢です。
ぜひ、ご参考にしてみてください。

クリエイティブによるターゲティング

具体的な考え方や仕組みは以前にも「クリエイティブターゲティングとは」の記事でご紹介しましたが、
クリエイティブ以外にもフリークエンシーの設定などもチューニングすることで
より効果的なターゲティングにすることが可能です。

専門メディアの活用

予め特定の業界向けのメディアのみへ広告配信ができるように
業種・職種カテゴリを用意しているメディアもあります。

今回は、その中の一例として「ビジネスクリック1000」をご紹介します。
「ビジネスクリック1000」は、ビジネスアライアンス社のオンライン広告サービスです。

アドネットワークやDSPといった「運用型広告」の特性(日額予算の調整やCVの計測など)を持ちながら、
GDNやYDNさらに一般的なDSPにはあまり用意されていない
「製造業界」「流通業界」「飲食業界」向けなど、
業界や業種に特化したカテゴリが用意されているのが最大の特長です。

 

IPアドレスによるセグメント

アクセスしてきたIPアドレスを識別して企業名を特定し、
その企業に対してピンポイントで広告を配信します。

このターゲティングは「業界」という単位だけではなく、
「企業名」単位で広告を配信することも可能です。

この方法を活用することで、広告配信の対象から
関係会社や協力会社などを除外し、エンドユーザー企業に限定したり
することも物理的には可能になります。

ただし、対象とする企業数や除外したい企業数など条件によって
効果的な施策になるかを十分検討する必要があります。

ちなみに、アクセスしてきた企業を特定する仕組みとして、
当社の「シナプス」を組み合わせることで上記の広告配信を実現しています。
「シナプス」についての詳細は、こちらサイトもご参照ください。
https://47ps.net/

 

当社では、BtoC、BtoB問わず、「●●●な人向けに広告を配信した」というお悩みのご担当者様向けに
様々なプランをご提案してきた実績がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。



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  Vol.01 失敗しないWeb広告の使い分け
  Vol.02 リスティング広告の基本
  Vol.03 ディスプレイ広告いろいろ
  Vol.04 知っておきたいターゲティングのしくみ
  Vol.05 サーチターゲティング
  Vol.06 リターゲティングの基本
  Vol.07 クリエイティブターゲティングとは
  Vol.08 いま使える、SNS広告とは?
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