通勤中の桜並木が満開でした。
新年度を控えて、今年はもう少しゆとりのある生活がしたいと
儚く思う筆者です。
......さてアプリ広告第2回目です。
「スマホ = アプリ」
アプリを入れていないスマホはない、
そしてユーザーはたいてい10個程度のアプリを
インストールしている、というアプリ時代に突入。
出版社は本とアプリを、
玩具メーカーはテレビとアプリを連動させ、
航空会社もアプリで優良ユーザーとのコミュニケーションをとるなど、
各企業がユーザーとの接点強化のため独自のアプリを開発、ローンチしております。
これからは「アプリがあって当たり前時代」になることが想定され、
まさにそれは、数十年前の「ポイントカード」の隆盛を思い出します。
そのためGoogle、Yahoo!、FaceBookなど有力な媒体は
数年まえからアプリ広告に注力し、様々な広告形式が出てきております。
ただ、運用型広告となると意外とその基本が知られてないようです。
そこで今回はアプリ広告の基本をおさらいしていきましょう!
ここでご紹介するアプリ広告とは、GooglePlayやiTunesなど、
「直接アプリストアに遷移させる」広告とします。
アプリストアに直接遷移させる場合はアプリアイコンの表記が出たり、
遷移先ドメインが表記されないなど、通常のリスティング広告とは少し違いががあります。
となります。
通常のWEBサイトへ遷移させる場合とほとんど同じですが、
前述のとおり表示形式の違いや、下記のターゲティングが異なってきます。
設定できるターゲットは通常のディスプレイ広告とほぼ同じです。
○インストールしたことのあるアプリカテゴリターゲット
興味関心と似ておりますが、インストールカテゴリを指定する都合、
履歴から推察する興味関心ターゲットよりも精度は高いです。
例えば、ゲームをインストールしたことのあるユーザーにゲームを訴求することは、
ターゲティングとしては王道ながら効果が立ちやすい施策といえます。
実績はCPCが安価な傾向で、大量のユーザーに対して訴求する場合には効果的です。
○アプリ指定配信
こちらも配信面ターゲットと似ておりますが、アプリ名そのものを指定して配信可能です。
例えば、無料の勉強アプリで有料版の充実したアプリを訴求することで、
モチベーションが高いユーザーへダイレクトに訴求することができます。
○端末購入日数ターゲット
端末購入後数日は最もアプリをインストールをします。
そのホットなユーザーを狙えるのはこのアプリ広告のみです。
母数が安定せずCPCもやや高い傾向がありますが、
インストール率も高いため継続して実施されるクライアントも多い状況です。
ターゲット設定の基本は大きく設定し成果を見つつ、
小さく狭めていくことになります。
決めつけでターゲットを狭めてしまうと、
実態のインストール層にリーチすることが難しくなってしまう点だけ、
気をつけていきたいところです。
通常のリスティング広告と異なり、検索結果にアプリアイコンが表示されます。
アプリアイコンが表示されることで、モチベーションのないユーザーを除外することも可能です。
アプリのイメージを伝えることが結果としてインストール率に関係してきます。
そこで、そのイメージを動的に見せるアニメや、
バナーそのものを動画にしたクリエイティブを使用する場合が多くあります。
これまでWEBで施策を実施する場合は、
「タグ」をサイトへ設置することでコンバージョン計測をしておりましたが、
アプリのコンバージョン計測を実施するとなると一苦労です。
特にiOSなどは間接的な計測の準備をしなければならず、
ともすればアプリ自体の開発期間が発生する可能性もあるため、
施策の前段階の準備期間をしっかりととることをお勧めいたします。
測定にあたって各媒体によって仕様はやや異なりますが、
「広告」から「インストール」した実績を取り、
各媒体へンストールデータを返すにはざっくりと以下の準備が必要です。
アプリはWEBサイトとは違い独立したブラウザとしてとらえるとわかりやすいですが、
主要な媒体からのインストール実績をとろうとすると、
計測ツールの導入は必須となります。
当然アプリ広告は主にインストール目的で実施されますので、
しっかりと整備することを念頭にいれておきましょう。
長々と記載してしまいましたが、
弊社では高度なアプリマーケティングの実績もございますので、
ぜひともお気軽にご連絡頂けますと幸いです。
※アプリのインストールを促進したい(其の1) はこちら