Web統合型 コミュニケーション戦略事例

サイトリニューアルを軸として、
Webプロモーションまで含めた総合的なコミュニケーション戦略

放送大学様

「集客力のあるWebサイトを構築したい」「コンバージョンを高めたい」多くのクライアントが常に抱える大きな課題だ。ITCは、ユーザーの声や行動を貴重なフィードバックとして活用し、解決すべく施策を展開。確実に成果に結びつけた。

  • Web経由での放送大学への出願率の向上
  • Webサイトの強化
  • Webコミュニケーション活動の強化
  • ユーザビリティに特化したコンサルタントと協力し、仮説検証の反復。 ユーザーの傾向に基づきWebサイトをリニューアル。
  • 科目を系統立てて分類、検索システムを導入。
  • リスティング広告やメッセージ開発、効果測定など、総合的なWebコミュニケーション活動をサポート。

インターネット経由の出願率を200%向上

「放送大学」はテレビやラジオを使って遠隔教育が受けられる教育機関だ。学位取得や資格取得を目的とする人にとって、時間の制約が少ないシステムは広く受け入れられている。「教育機関としての『放送大学』の存在は広く知られています。しかし、放送大学様とお付き合いが始まった当初はWebサイト経由での出願数はそれほど多くありませんでした」と営業担当の馬道は語る。

放送大学様とITCがお付き合いを始めたきっかけは、まさにWebサイト経由の出願数を向上させたいという大きなミッションのためだ。アーカイブがメインの既存サイトを、出願を希望するユーザー向けに変えていく。ITCはまず、Webサイトのユーザビリティを向上させることを提案した。「出願数を上げたいという明確な目的があるわけですから、成果の上がるWebサイトに変えていくことが必要でした」と馬道。


放送大学オフィシャルホームページ(2011年7月現在)

放送大学オフィシャルサイトへアクセスしてくるユーザー層や、サイトの使い勝手などを調べるため、ITCはユーザビリティに特化したコンサルタントと協力。仮説検証を繰り返し、実際の傾向を測ることに取りかかった。「結果的に、入学を検討する人向けのページだけにリニューアル範囲を絞りました。ボタン配置や出願フォームまでの遷移など、あらゆる角度で見当し、最適なコンテンツレイアウトを構築しました」と馬道は語る。

そしてその結果、出願数が200%もアップしたのだ。「これには放送大学様も大変喜んでいらっしゃいました。」
この成功を受け、放送大学様では一気にWebの強化を求める声が高くなった。

系統立てた科目の再構築と、検索システムを導入


科目をあなたの興味から検索できる「科目ナビ」

全科目一覧も見やすく分類されている

CMSを導入し、必要な情報を各センターから発信することができるようになった「学習センターホームページ」

Web強化に本腰を入れ始めた放送大学様の声を受け、ITCでは最初にユーザーの声を拾い上げていった。「ユーザーからは、受講できる科目が多すぎて、自分が学びたい科目を探しづらいといった声や、学習センターのホームページの作りがバラバラで要旨を掴みづらい、といった声が届きました」と馬道。

放送大学では、基本的に教育学部のみが存在し、受講生はどんな科目も選ぶことができる。科目は300にも及び、あらゆるニーズに応えられる充実した内容も特長だ。しかし逆に、科目を絞りたいユーザーにとっての分かりづらさにも繋がっていたのだ。

これに対する解決策として、系統立てた科目の再構築と、検索システムを導入することにした。科目を学習テーマや専門分野などに振り分け、さらに分かりやすい分類をする。キーワード検索はもちろん、放送時間や試験日から逆引きするシステムも導入した。

「科目分類システムは、高評価を得ています。ユーザーからも使いやすくなったという声が多く届いていますね」と馬道は手応えを感じている。

また、全国都道府県57カ所に設置されている学習センターおよびサテライトスペースが持っている、各ホームページも大切な役割を持っている。「学習センターやサテライトスペースは放送大学の学生が自由に使え、対面式の授業や単位認定試験、学習指導などが受けられます。しかし、それぞれが所有しているホームページの作りがバラバラであったり、センターによってはホームページをもっていないこともあり、自分の通える学習センターの情報が分からないといった声が多かったのです」と馬道。

ITCはこれを改善するため、CMSを導入。Webサイトの基本的なフォーマットを統一し、各コンテンツの内容のみを各学習センターやサテライトスペースに記載してもらうことにした。「サイトの見え方が統一されたので、知りたい情報がどこにあるか比較しやすくなりました。これでずいぶん調べやすくなったはずです」と馬道は語る。

Webコミュニケーション活動を総合的にサポート

「現在は広告と一般者向けの公開講座運営、リードナーチャリングの面でお手伝いさせていただいています」と馬道。測定ツールを活かした、新たな戦略も開始されている。リスティング広告やメッセージ開発からチームに加わった営業の藤本も「築いてきた信頼関係を活かして、新しい提案をしていきたいですね。しっかり効果を上げ、放送大学様のお役に立てればうれしいです」と意気込みを語る。

「Webコミュニケーションは、全体像を俯瞰で見なくては目標が見えづらくなります。細分化された個々の課題ばかりに捕らわれず、目的やターゲットをしっかり見据えていけば、必ず効果は現れます」と馬道は自信を持って語る。

「放送大学は6~8月と、12~2月に出願を受け付けています。お付き合いを始めて以来、出願数はアップし続けているので、取り組みは成果に繋がっていると思います」。サイトリニューアルから2年目を迎えている現在も、確実な成果を上げている喜びを語る藤本。

Webサイトを使ったマーケティングやサイトリニューアル、システム構築をはじめ、広告やLPを使った集客の向上、公開講座運営など、ミッションは幅広い。その期待に応えるべく、今後も放送大学様と多くの受講生とのWebコミュニケーション活動を総合的にサポートしていく。

営業担当 馬道

Webコミュニケーションは、全体像を俯瞰で見ることが大切。目的やターゲットをしっかり設定すれば、必ず効果は現れます。

営業担当 藤本

出願率は毎回アップしています。確実に成果に繋がっていることで、放送大学様に喜んでいいただけてうれしいです。